テレビ東京の「ガイアの夜明け」で放送される
「会社が消えた・・・その時、あなたは?」
~三洋電機”消滅”から10年~ は、、、
講談社から現代新書として
2014年5月に出版された
「会社が消えた日ー三洋電機10万人のそれから」を、
もとに製作された番組だと思われます。
日本経済新聞社の経済記者として電機業界を
長年取材してきた著者である
大西 康之さんの力作です。
※大西 康之さんは2016年4月に
独立されました。
三洋電機 消滅までの歴史
2004年(平成16年)10月23日17時56分に
発生した新潟中越地震で三洋電機の
グループ会社であった新潟三洋電子の
工場が被災しました。
それをきっかけに経営危機が表面化し、
三井住友銀行、大和証券SMBC、
ゴールドマン・サックスの金融3社から
2006年に約3,000億円の出資を受けた
三洋電機ですが、、、
その後、白物家電やデジカメ、携帯電話などの
主要事業は切り売りされ、
三洋電機本体はパナソニックに買収され
完全子会社されました。
パナソニックによって、サンヨーブランドは
廃止に追い込まれ、
2011年(平成23年)3月29日には上場廃止、
同年4月1日には
三洋電機という会社は事実上消滅したのです。
当然ですが、三洋電機という会社は消滅しても
社員たちの人生がそこで消滅した
わけではありません。
当然ながら社員たちの人生は継続しています。
最高時には約10万もいた社員たちのうち、
パナソニックに残ったのはたった7,000人
だけだそうです。
後の約9万人の社員達のその後の顛末が
気になります。
おそらく「ガイアの夜明け」では、
その方たちの人生の軌跡を
丹念に取材した内容になっているのでは
ないでしょうか?
三洋電機が消滅してから10年
講談社の現代新書の単行本として
「会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから」
が出版されています。
上記の単行本では、著者の大西 康之さんが
丁寧な取材をして、三洋電機が消滅した後の
社員のエピソードを追う一冊となっています。
10万人の社員たちは
今どこで何をしているのか、、、?
この単行本は、
「会社が消える」という重苦しいテーマを
扱いながら、会社を失った社員達が
「未来に希望を持ちながら生きている物語」
として描かれているのは、
心底救われる思いでした。
サンヨーブランドの電気炊飯器が秀逸
我が家では、2010年製のサンヨーブランドの
電気炊飯器がいまだに現役で活躍しています。
購入する時にケーズデンキの販売員は
「現在ある電機炊飯器では最高の商品です」
と強く購入を勧められました。
本当にご飯が美味しく炊き上がるので、
間違いのない電気炊飯器です・・・と。
確かにいい米がさらに美味しく炊き上がり
高かったけど購入したことに大満足でした。
もちろん、我が家のこの電気炊飯器は
現在もまだまだ活躍してくれて、
いつも美味しいご飯を作ってくれています。
10年以上前の電気炊飯器が、まだまだ
最初の能力を失うことなく、
美味しいご飯を炊いてくれているは、
三洋電機の技術者達が超優れた技術者で
あることを物語っていると、、、
僕は感じています。
僕がサンヨーブランドの製品と触れたのは、
そんなに多くはありませんが
この電気炊飯器が最高の出会いでした。
当時の優秀な技術者達が、いまどのように
生きているのか気になって仕方がありません。
まとめ
毎週火曜日の夜、テレビ東京で放送している
「ガイアの夜明け」ですが、
2021/3/23 22:00~の放送は、
「会社が消えた・・・その時、あなたは?」
~三洋電機”消滅”から10年~
という、タイトルだと知り、
講談社から現代新書として
2014年5月に出版された
「会社が消えた日ー三洋電機10万人のそれから」
を、もとに製作された番組だとの
勝手な思い込みから思い
今回、記事にしてみました。
それでは以上で、
「ガイアの夜明け「会社が消えた日 三洋電機10万人の社員のその後」」
について終わります。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。